薬剤耐性ウイルスが
できるしくみ
- HIVは、人間のからだの中で自分をコピーして、ふえていきます。抗HIV薬は、そのコピーをじゃますることで、ウイルスがふえないようにしています。
- もっとも多くコピーされている抗HIV薬がよく効く(薬剤感受性)ウイルスは、コピーしているうちにミスをして、ときどき不良品をつくってしまいます。
- は抗HIV薬が効かない(薬剤耐性)ウイルスに進化(耐性化)する能力をもっている、効かなくなりそうな(薬剤“耐性”候補)ウイルスです。
- しかしに対しては抗HIV薬が効くため、「きちんとのむ」ことで、への進化はふせぐことができます。
ひとたび薬剤耐性ウイルスができてしまうと、薬が効かなくなるため
その後きちんと薬をのんでも、ウイルスがふえるようになります